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ゲンジボタルが乱舞=山口市〔地域〕(時事通信)

 山口市の中心部を流れる一の坂川で、ゲンジボタルが無数の光を放って乱舞し、幻想的な風景を作り出している。同川のホタルの保護や河川美化などに取り組む「大殿ホタルを守る会」によると、今年は例年よりも遅く、先月13日に光を放つ姿が確認された。今月上旬ごろまで楽しめるという。
 同会は1991年に発足。毎年シーズンの終盤にメスのホタル約100匹を採取し、生んだタマゴを幼虫まで飼育。秋には幼虫を川に放流している。同川流域のゲンジボタルは国の天然記念物に指定されている。事務局長の岡田勝栄さん(65)は「乱舞する姿も華やかだが、シーズン終盤の『なごりのホタル』も楽しい。少ないホタルがふわっと飛ぶのもいいですよ」と話す。
 飛んでいるホタルは見物客の肩や手に止まることも。地元住民らは「きれいだなあ」とうっとりとした様子で見とれていた。 

成田空港 新ターミナル検討 格安航空会社専用(毎日新聞)
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新首相は苦労人、久々の「非お坊ちゃま型」(読売新聞)
宮崎の優良種牛5頭「異常なし」=国も生き残り容認へ―口蹄疫問題(時事通信)
<気象庁>震度速報が未配信 (毎日新聞)

<「猫に餌やり」訴訟>加藤元名人、控訴を断念(毎日新聞)

 餌付けで集まった野良猫のふん尿で被害を受けたとして、東京都三鷹市の住民らが、将棋の元名人・加藤一二三(ひふみ)九段(70)に餌付け中止などを求めた訴訟で加藤氏は26日、控訴しない方針を明らかにした。毎日新聞の取材に加藤氏は「判決文を熟読すると、猫の命を大切にするという私の取ってきた行動を認めてくれている」と述べた。

 判決は餌付けによってふん尿などの被害が住民の受忍限度を超えたと認定、集合住宅敷地内での餌付け差し止めと計204万円の賠償支払いを命じた。加藤氏は判決直後に控訴する意向を示していた。【池田知広】

首相、被害救済の特別立法に意欲=口蹄疫で政府報告と質疑―国会(時事通信)
北の大地が育んだ風味をデザートで…「北海道セレクション」登場(産経新聞)
エモやん「私は即戦力」“政界巨人阪神戦”に自信(スポーツ報知)
【1都4県週刊知事】静岡 川勝平太知事 知事会欠席は確信犯(産経新聞)
<パロマ工業中毒死>元社長ら有罪確定 被害者母「悔しい」(毎日新聞)

あいさつない、タメ口…新人に「イラッ」83%(読売新聞)

 イラッとくるのは、あいさつをしない新人――コクヨ子会社のカウネット(東京)が、働く20〜40歳代の女性474人に聞いたインターネット調査で、新入社員の言葉遣いや電話応対などのビジネスマナーにいらついた経験のある人が83・3%にのぼった。

 その原因は、「あいさつをしない」(56・3%、複数回答)が最も多く、「電話に出ても名前や用件をちゃんと聞けない」(48・1%)、客や先輩になれなれしい言葉遣いをする「タメ口」(45・8%)と続く。「敬語が間違っている」(43・5%)、「連絡なく遅刻・欠勤をする」(36・1%)のも、困った新人とみていた。

 新人へのアドバイスとして、「先輩の注意を素直に聞く耳を持って」(40歳代後半、一般事務・管理)、「すてきな先輩を観察して」(30歳代後半、営業・販売)、「ひたむきな姿勢が大切」(40歳代後半、その他の職種)などが挙がった。

 カウネットの調査担当者は、「将来、後輩に胸を張ってマナーを教えられるよう頑張って」と新人にエールを送っている。

民主離脱・3神奈川県議「みんな」入党へ(読売新聞)
不同意堕胎事件 容疑の医師を送検 警視庁(産経新聞)
石川議員を午後にも聴取へ 小沢氏の共謀立証可否を確認 陸山会事件で特捜部(産経新聞)
<将棋>文部科学相と総務相にアマ五段免状(毎日新聞)
裁判員裁判で全国初 求刑上回る判決 さいたま地裁(産経新聞)

<毎日・DAS賞>「金の卵賞」に金沢美術工芸大の水野さん(毎日新聞)

 大学や専門学校などでデザインを学ぶ学生が感性と想像力を競う「第42回毎日・DAS学生デザイン賞」(DAS=総合デザイナー協会、毎日新聞社主催、サントリー協賛)の審査会が14日、大阪市住之江区で開かれ、最優秀の「金の卵賞」に金沢美術工芸大の水野太介さん(23)の「厳かな壁掛」(テキスタイル部門)が選ばれた。今年は全国から186点が応募。他に部門賞8点と入選87点が決まった。

 表彰式は6月3日、大阪市北区のクラブ関西で。入賞・入選作品は同1〜6日、同市住之江区南港北2のATC・大阪デザイン振興プラザで展示される。

 ◇部門賞は次のみなさん。(所属校は3月末の応募時点、敬称略)

 グラフィック・パッケージ=北海道造形デザイン専門学校、木村まどか(20)▽インダストリアル=愛知産業大、土井貴之(23)▽服飾=名古屋学芸大、水谷友紀子(19)ほか5人▽テキスタイル=神戸芸術工科大、迫田恵美(22)▽写真・映像=東京芸大、足立昌彦(27)▽建築=日本大、細矢祥太(22)▽インテリア=大阪芸大、土井智美(22)▽クラフト=拓殖大、高橋洸(22)▽商環境は該当作なし

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犯罪死「見逃し」39件=12年間、時効1件−誤認の大半、検死官臨場なし・警察庁(時事通信)

 いったん事故や自殺と判断したのに、後に事件性が判明した犯罪死の見逃しが1998年以降、全国で39件あったことが23日、警察庁のまとめで分かった。38件は殺人や傷害致死事件として立件されたが、1件は時効後に見逃しが発覚した。このうち、検視官が臨場したのは10件で、解剖は5件にとどまった。
 見逃しのうち、死因の見極めを誤ったのは22件で、首を絞められて窒息死したのに、心臓死や脳出血などと判断したケースがあった。検視官が臨場したのは3件、解剖は2件で、同庁は「臨場などの機会が増えれば、判断の誤りを減らせる可能性はある」としている。
 捜査が徹底されずに犯罪性を見落としたのは17件で、水死の原因が突き落としだったり、外傷性脳障害の原因がハンマーでの殴打だったりしたことなどを見逃していた。 

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普天間移設反対、徳之島で1万人規模の集会(読売新聞)

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先として鳩山首相が有力視する鹿児島県の徳之島で18日午前、約1万3000人(主催者発表)が参加する移設反対集会が始まった。

 島民2万6000人余りの同島では異例の大規模集会で、地元3町長も主催者として参加。首相が「5月末までの決着」の前提条件とする地元の合意を得るのは、絶望的な状況にあることが改めて鮮明になった。

 集会は、3町長のほか、商工会や漁協など約60団体でつくる「米軍基地移設反対協議会」が主催し、徳之島町の漁港に特設会場を設けて行われた。島民たちは「絶対反対 NO BASE」「国は住民の声を聞いて」などと書いたプラカードを掲げ、気勢を上げた。

 高岡秀規・徳之島町長は「アメリカもノーと言った徳之島案はありえない。最後の最後まで、反対の輪を広げていこう」と呼びかけた。

 徳之島では3月末にも4200人が集まり、移設反対集会を開催。今回の1万人集会は当初、5月に計画していたが、政府が地元への説明をせずに移設案を検討していることに対抗し、前倒しで実施した。

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<強盗殺人>78歳女性殺される 頭部などに切り傷…山口(毎日新聞)

 18日午後9時10分ごろ、山口県山陽小野田市港町2、無職、大石義美さん(81)方で「風呂場で女性が倒れている」と同市消防本部から県警に110番通報があった。駆けつけた署員が浴室で妻サカヨさん(78)が殺されているのを見つけた。遺体は頭部などに複数の切り傷があった。室内に普段あったサカヨさんのバッグなどがなくなっており、県警は強盗殺人事件とみて捜査している。

 山陽小野田署によると、夫の義美さんは3月下旬から市内の病院に入院中で、サカヨさんは1人暮らしだったという。

 18日は同県宇部市のサカヨさんの妹(59)が大石さん宅に何度も電話したが、応答がないため、夜に訪問。玄関のガラス戸を割って入り、倒れていたサカヨさんを見つけ、119番通報したという。サカヨさんは服を着た状態だったという。

 大石さん宅は木造平屋で室内に目立って物色された跡はなく、玄関は内側から鍵がかかっており、窓が壊されるなどの侵入した形跡もなかった。現場は小野田港に近い住宅密集地。【中尾祐児、佐野格】

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「子ども手当」はビジネスチャンス 「将来の学資積み立て」−教育にニーズあり(産経新聞)

 今年度から支給が始まる「子ども手当」。4月中旬から下旬にかけて、各自治体で申請手続きが本格化する。中学校卒業までの子供1人当たり、初年度は月額1万3千円、次年度からは月額2万6千円の予定。子ども手当を当て込んだビジネスも活気で、どのような使い道が考えられるのか。(津川綾子)

 ◆大学入学まで300万

 「共働きだが、昨年からボーナスが大幅減。今のうちに子供の将来の学費に備えたい」。1歳の長男がいる京都市下京区に住む育休中の女性会社員(32)は、子ども手当を丸々学資保険の積み立てに充てるつもりだ。

 ベネッセ教育情報サイトの調査(複数回答)では、中学生以下の子供を持つ保護者の約5割が「学資保険、積み立てや貯金」と回答。手当は「将来の学資に」とのニーズは高い。

 複数社の保険商品を紹介する「ほけんの窓口」を全国展開する「ライフプラザホールディングス」(東京都渋谷区)のファイナンシャルプランナー、川又友香さん(29)は「大学入学のために必要な資金は額が確定している。逆算して積み立てようと学資保険への関心は高い」と話す。

 川又さんによると、大学に備えるなら入学金と初年度分の授業料、できれば次年度分くらいを貯(た)めるのが、最低限の目安となる。日本政策金融公庫(千代田区)の調べでは、私立大で入学費用は101万円、授業料や通学費が年間154・6万円かかる。「(子供が誕生してから)月に1万3千円程度を(手当終了後も)積み立てれば、18歳の大学入学時には300万円程度に。初年度の子ども手当の金額は確かに目安となる」(川又さん)

 ◆学習塾は様子見?

 これを好機にと、アフラック(新宿区)は今月、学資保険の取り扱いを強化した。同社の学資保険を扱う銀行は153行(4月1日現在)となり、昨年12月より3割増。今月中旬以降、「子ども手当が支給されます」と書いたチラシを銀行店頭に置く。

 「子ども手当は保険会社だけでなく、銀行にとっても振込先として口座指定を受けるチャンス。せっかくの手当をうっかり“子供以外”で使わないようにするのに学資保険は子育て世帯に使い勝手がよいはず」と、同社金融法人企画課の鈴木みなみ副長。

 一方、学習塾はどうか。学研エデュケーショナル(品川区)が展開する「学研教室」は東日本の約8千教室で子ども手当支給の6月に合わせ、毎年夏休み開催の「特別教室」を初めて前倒しして開催。算数・国語を4回4千円で試せる。同時に、「月謝が英語も含めた3教科で1万2千円(小学生)と子ども手当の範囲内に収まることをアピールし、新たな会員増を狙う」(担当者)。

 ただ多くの塾では「キャンペーンの予定なし」が目立つ。次年度以降に倍額となれば一部を学習塾に充てる家庭も出てくるとみられ、今年度は様子見のところが多いようだ。

 ■親子で食育−ホテルも新たな宿泊プラン

 「グランドプリンスホテル赤坂」(東京都千代田区)は子ども手当の支給が始まる6月から、宿泊プラン「親子で食育教室ステイ」を始める。

 手当対象の4〜15歳で、価格は支給分と同額(大人は別料金)。ホテル料理長と築地市場で食材を買い、ホテルの厨房(ちゅうぼう)で料理するといった学習体験が盛り込まれている。

 成瀬好哉料理長は「魚の切り身しか見たことがない子が本来の魚の姿を見たり、働く大人の姿にふれ合える機会。実体験から何かを学んでもらえたら」と話す。

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<皇后さま>小野竹喬展を鑑賞(毎日新聞)

 皇后さまは11日、東京都千代田区の東京国立近代美術館で同日まで開催されていた「生誕120年 小野竹喬(ちっきょう)展」(毎日新聞社など主催)を訪れた。小野竹喬(1889〜1979)は温雅な色彩で知られる日本画家。初公開作品11点を含む作品119点とスケッチ52点のうち「花の山」「南島四季のうち春秋」「夕空」などの説明を受けた皇后さまは、一点一点をじっくりと見ながら「本当にきれいな作品」「美しいですね」「筆にリズムがありますね」などと感想を述べた。

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黄砂増大 ゴビ砂漠乾燥 人体に悪影響も(産経新聞)

 中国大陸で発生し、日本列島を覆う「黄砂(こうさ)」。気象庁によると、今年は特に発生源の砂漠地帯で黄砂が舞いやすい環境にあるという。中国の工業地帯を通過、汚染物質などが付着した黄砂は、ぜんそくや花粉症の悪化など人体に与える悪影響も懸念される。(豊吉広英)

                   ◇

 ◆有害な付着物

 3月21日、全国的に観測された大規模黄砂。空は黄色くかすみ、各地で交通機関が乱れたり、洗濯物や衣服に付着したりするなど、生活に大きな影響が出た。

 しかし、黄砂の問題は、単に「砂塵(さじん)が宙を舞う」ということにとどまらない。

 環境省が平成14〜19年度に実施した黄砂実態解明調査で、黄砂飛来時の浮遊粉塵の成分を分析したところ、硫酸イオンや硝酸イオンの濃度が相対的に高いことが判明した。

 「四日市ぜんそくの原因として知られる二酸化硫黄や二酸化窒素などが反応し、黄砂に付着したとみられる」と話すのは大分県立看護科学大学の市瀬孝道教授(生体反応学)。

 中国の工業地帯を通過した際に付着した可能性が高く、吸い込むと「のどや気管で炎症を起こす危険がある」(市瀬教授)。目がチカチカしたり肌がピリピリするなどの異常も報告されているという。

 さらに、黄砂にはアレルギー反応を活性化させる死亡微生物が大量付着していることも判明。動物実験で、黄砂とスギ花粉の両方を投与すると、黄砂や花粉の単独投与より激しいアレルギー反応が確認された。

 砂の主成分である二酸化ケイ素もアレルギー反応を活性化させることが知られており、市瀬教授は「黄砂は砂そのものと、付着した微生物により、花粉症などのアレルギーを悪化させる可能性が高い」と指摘する。

 ◆飛びやすい環境

 気象庁によると、平成12年までの30年間で日本で黄砂が観測された年間日数は平均20・2日。ところが、同年以降は40日超の年が続出している。原因として考えられるのは、中国で広がる過放牧や農地転換による土地の劣化、砂漠化だ。

 さらに、黄砂発生源の地表状態や、黄砂を運ぶ偏西風の流れなども飛来量を大きく左右するという。

 気象庁によると、今年はゴビ砂漠付近で積雪が少なく地表が露出している上、空気も乾燥しており、黄砂が空中に舞い上がりやすい環境にあるという。今月3日現在の年間観測日数は例年より若干多い11日だが、気象庁は、今後強い西風が日本へ吹き込むと「日本に黄砂が届く日数が増える可能性がある」とみている。

 一気に大量飛来したものより「ゆっくり中国を横断してきた小規模な方が汚染濃度が高い」と市瀬教授。「特に肺疾患系の病気を抱える人は飛来時に必ずマスクをしてほしい」と注意を呼び掛けている。

                   ◇

【用語解説】黄砂

 中国西方の砂漠域や黄土地帯などで、強風によって大気中に舞い上がった砂塵が、上空の風に運ばれ、降下する現象のこと。春に観測されることが多い。日本だけでなく、北米やグリーンランドで観測されたこともある。

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